2.24.2013



ストーブ

この冬を境に、電気式のオイルヒーターから石油ストーブに変えました。
灯油が燃える微かな匂いは、福岡と長野の祖父母の家の冬を思い出して、気持ちが落ち着く。

ポリタンクからあの“シュポシュポ”を使って灯油を入れる作業も、
がばっと本体を空けてマッチで火をつける手間も、
少し面倒だけど愛着に繋がっている気がする。
丸い窓からゆらゆら揺れる青い炎を眺めるのも、
頭にのせたケトルの沸く音を聞くのも心地よい。

別の話ですが、
星野源さんの唄う“ストーブ”という歌は
はじめて聞いた時、出だしに惹かれて何気なく好きになった曲だけど、
2回目にちゃんと歌詞を聞いたときにお葬式の話だと気がついて、
いくつかの別れの時を思い出して涙が出ました。