12.18.2011



playmountainで陶芸家Adam Silvermanと彫刻家Alma Allenの展示
色も質感もフォルムもとても好き。できることならずっと眺めていたい。

PATER'S GALLERYの「ことしの仕事展」にもお邪魔し、
来年は私もお仕事がんばりたいと奮起っ。

今年は少し遅れてやってきた、黄色の季節ももうすぐ終わり。
この黄色もできることならずっと眺めていたい。
新しくしたiphoneのカメラがキレイに撮れるのでたまには写真も載せてみよう。


友人が働いていた高円寺のセレクト・レンタルCDのお店
small musicが惜しまれながら閉店してから、
音楽が増えなくなり、先日神保町に紙を買いに出かけたついでに
はじめてジャニスでレンタルしてみました。久しぶりに耳に新しい音楽、とってもきもちよい。
small musicがあった頃は友人がおすすめをかためてセレクトしてくれ
窓際の視聴器で借りるものを選りすぐる時間が楽しかったなあ。


12.07.2011



息が白い。
Breath has become white.




12.06.2011

冬の夜空は高くて、きもちがいい。
The winter night sky, high and pleasant.



12.04.2011

おいしい時間は、こころの栄養。

今日は武蔵小山のナポリピザの店にて、
お仕事でお世話になったFさんと、
つながりを作ってくれたYさんはじめ武蔵小山のなかまたちとランチ。

その後、二子玉川のKOHOROにて、
棚橋祐介さんの貫入のきれいな白磁のうつわにホレボレ。
昔からあるような佇まいとどこか新しい感じが同居してるような
不思議なバランスがとても好きで、
そんな絵が描けたらいいなと思うのです。



11.26.2011



関東にいても本格的に冬の訪れを感じます。
北国はもう雪に覆われているでしょうか。

絵をGALLERYにアップ。


11.17.2011




本日、いい匂いのするりんごのお裾分けを頂きました。

松本から届いたのだとか。お家で作っているものなので、カタチがいびつです。
頭がいろんなところを向いた、傾き加減のりんごたちは、
個性的で可愛らしくて、オブジェのようで見飽きません。
お店に並んだりんごたちも、宝石みたいに美しく思える時もあるけれど、
このいびつなりんごたちに魅せられていると、
値段のついたキチンとしたりんごたちは
なんだかつまらないものに思えてくるのです。

さっそくひとつ剥いてみました。蜜がたっぷりで甘酸っぱい。
目にも舌にもたのしいりんごです。



11.16.2011



原宿VACANTにて、TEPE & TENNISCOATSのライブ。

TENNISCOATSのさやさん、歌う姿がまるで鳥が囀っているようでした。
食事や睡眠と同じくらい
音楽を奏でることががとても自然で必要不可欠な、
そんな生き物を目の前にしてるような感覚。
ストックホルムから来日したTAPEと、TENNISCOATSのひたむきな音楽が
VACANTの透明な裸電球の下でキラキラしていた一夜でした。

Tenniscoats - Baibaba Bimba | A Take Away Show from La Blogotheque on Vimeo.



11.02.2011

食欲の秋…美味しいものが山ほどです。
固い栗の皮と闘うのも、
季節を感じる行事みたいだとと思うと少し楽しくなってきます。

網で焦げ目がつくくらいに炙った栗を昆布といっしょに、
ほんの少しの塩とごま油を入れ混ぜたお米のうえへ並べたら、
土鍋でフツフツ。
新米の炊けるあたたかい湯気に、
香ばしいおこげの匂いが混ざりはじめたら、
秋の味までもう少し。

焼き栗ご飯。
来年は栗を拾いにいきたいな。


○ works
biotope - Product Catalog

北欧を中心としたヨーロッパのものを扱っているbiotopeのカタログ内
表紙と扉の背景を描かせていただきました。
デザインは折井枝里子さんです。
北欧の空気をイメージした幾何学模様です。

11.01.2011



○ works
こどもcafeの本

九州で開催されたイベント“こどもcafe”の3回目に合わせて作られた
『こどもcafeの本』のイラストレーションを担当しました。
ディレクションはBOOKLUCKの山村さん、ブックデザインは折井枝里子さんです。


“こどもcafe”は、ちいさなこどもたちに、
「レストランってどういうところ?」「だれかをもてなすってどういうこと?」
を知ってもらおうというイベントです。
こどもたちは、食材をつくるということや、料理を作るためのキッチンづくり、
お店でお客さまに料理を出すこと……食にまつわるいろいろなことに
親の手を離れて参加して、日常では体験できない濃い時間を過ごします。
スポンジ並みの吸収力でみるみるうちに成長して
ちょっと大人の顔を見せるようになるのだとか。

知人のこどもにも夢中になってしまう私、
我が子のときが来たらそれはもう大変なんだろうなぁ、と思います。


10.07.2011




“Her trench coat”

辺りいっぱいの金木犀の匂い、秋がやってきました。
絵を数点GALLERYにアップ。

10.02.2011




長野県・雨の予報のもどこへやら、青空のした木漏れ日降りそそぐハレの日。

友人ふたりの、とてもふたりらしい結婚式に出席!




アフターパーティのウェルカムボードに絵を。

いつまでも素敵におかしなふたりでいてね!


9.19.2011



9月17日

神保町、ギャラリー福果へnakabanさんの絵皿を観に行く。
画家のnakabanさんが、
石川県にある宮本泰山堂さんという九谷焼の工房に
滞在して絵付けをしたお皿の展示。
器とnakabanさん、個人的に好きな2つが組合わさった展示会、
わくわくしながら向かいました。
限定された色数の九谷焼。
普段と違うキャンバスの上でも楽しそうな線。
ガラス質の青や緑や黄色。
釉薬の色は深くて冷やっと透き通っていて、
nakabanさんの普段の絵に何となく似ています。
ずっとみていても見飽きず、広くないギャラリーの一室をぐるぐる何度も回りながら観る。
お皿はほとんど売却済の印がついていて、
この器たちがどんな食卓に並ぶかを考えてみても、なんて素敵なことだと思いました。
料理を盛りつけたり、食事を楽しむ時間がこのさきにあると想像すると
お皿に描かれた絵が生活の中に溶け込んでいっそう幸せそうだなあと。


ギャラリーを出て、古本をちらちらみていたら、残暑のノドの乾きを感じる。
日本で最初にウィンナーコーヒーを出した喫茶店で有名な"ラドリオ“にはじめて入る。

夕飯に入ったお店のベルギービールもとても美味しかった。


8.28.2011


8月27日

日中制作。
料理。
昼 トマトとツナで冷製パスタ。2人前。
夜 枝豆と大豆のキーマカレー、アボガドとクレソンのサラダ、しめ鯖。3人前。
たんたんとした、でも充実感のあるシンプルな一日。

8月28日

朝、渋谷で朝食兼打ち合わせ。
昨晩スカイプで会話中に
朝食をいっしょに食べよう、と思い立って約束したのにも関わらず、
無意識とはコワいもので、家で朝ご飯を食べて出てしまいました。
ので、私はコーヒーだけ。
向かいのダブル目玉焼きがとても美味しそう。

午後、世界堂で買い出し、
フィルム写真の現像受け取り、早めの帰宅、制作。




8.03.2011



"blue cheese"


こどもの頃は全く理解できなかったたべもの、
青カビのチーズにハマっています。

目にも鼻にも刺激的なこの食べ物をこの世で最初に食べたひと、
長い歴史の中でよりその美味しさを高めて
いやがられることがあっても普及に努めてきたひとたちに、
ありがとうと言いたい!とても美味しい。

世界三大ブルーチーズと言われてるものが
イタリアのゴルゴンゾーラと、
イギリスのスティルトンと、
フランスのロックフォールとあるそうです。
(違いはよく知りません。青カビは全部ゴルゴンゾーラだと思ってました。)

先日友人宅でごちそうしてもらった”ゴルゴンゾーラチーズ餅”という
お餅にのっけてフライパンで焼いたものも、とてもほっぺがとろけました。




7.31.2011




1985年のスウェーデン映画、「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を観る。

ライカ犬がソ連のスプートニク2号に乗せられて宇宙に飛んだ1950年代、
舞台はスウェーデンの、海辺の町と田舎のガラス工場の村。

主人公のイングマル・ヨハンソンくんは不幸な境遇の少年だけど、
この映画はとても幸せな映画だった。

犬と暮らしたことのある人はきっと切なくなるにちがいない。
けど、イングマルくんは可笑しくて温かい魅力的な人々に囲まれて、
本人の気づかないところで結構幸せ者。


やっぱり笑かしてくれる人の存在って大事。













7.19.2011



3月の雪の北八ッ以来の八ヶ岳に行ってきました!
今までは夏に山に行けないことが多く、雪のない八ヶ岳はなんだか久しぶり。

高山植物の愛らしい花が咲き乱れる初夏の山もいい!
空に向かってつんと立ち上がる赤岳のいかにも山らしい姿が印象的。
手前の頂きから、細く蛇行して天空まで続いてるような登山道を眺めると、
人のちっちゃさと山のスケールを感じずにはいられません。
ちいさなわたしたちがおおきなおおきな山の稜線を
てくてくてくてくゆく感覚がたのしいのです。

Course
1日目:美濃戸から北沢を行って赤岳鉱泉ー中山展望台ー行者小屋テント泊
2日目:行者小屋ー赤岳鉱泉ー硫黄岳ー横岳ー赤岳ー阿弥陀岳ー行者小屋から南沢を下って帰る



7.16.2011





flickrへのアップロード、はじめました。
今後作品はこちらを中心にアップしていきます。

GALLERY
http://www.flickr.com/photos/fumikoike/

引き続き、このブログでは
お知らせや日々のおはなしを載せていこうとおもいます。



7.15.2011



初・歯医者

”歯並び良好・虫歯ゼロの歯医者いらず” が、数少ない自慢でした。
そんな取り柄とも今日でお別れ。

物心ついてはじめていく歯医者。
虫歯があるのは親知らずかと思っていましたが
実際はその手前の歯で、
虫歯の治療→親知らずの抜歯、と
しばらく通わなければいけないよう。

うーん、それにしても歯医者ってハイテクなんですね。
診察台といい、レントゲンといい、近未来的…!
撮影した口内写真の確認はipadで。

…恐怖の歯医者通いに何かしらの楽しみを見出したい。




6.24.2011










友人の40の誕生日に山の写真を送ります。
昨日発送。そろそろ到着している頃でしょうか。
誕生日は3月なので、のんびりしていたにも程があるのですが、
喜んでくれるといいです。

冬の北八ヶ岳を歩いたときの3回分の写真をハガキサイズに焼いて、
サイズに合わせた箱をボール紙で作って蓋に絵を描きました。
1は中山からみた北アルプス、
2は高見石からみた白駒池、
3は双子池でテント泊、のイメージ。


アァ…、猛暑が来ようとしています!!



6.07.2011


6/5 MJ合同授業 

日曜日の夜は本当に印象的な熱い夜でした。
私が在籍しているMJイラストレーションズ(以下MJ)は、
年に数回の”合同授業”というものを催していて
普段はクラスが分かれている在籍生の他OBの先輩方も出席して
100人以上の大授業になります。(普段の授業は30人弱)

その夜のゲストは、イラストレーターの小池アミイゴさん。
私がまだ学生の頃、友達のお姉ちゃんに勧められたmount sugarというバンドを通じて、
そのサポートをしているアミイゴさんの事を知りました。
”小池”つながりもあり、勝手ながら親近感を覚えて気になりはじめて9年くらいが経ち
こうしてMJを通してお話を聴く事になったフシギを感じています。

講評を受ける仲間の緊張した背中と、
一人の講評=3分という短い時間のなかでできるだけ親身に答えようとする真剣なアミイゴさんが、
時間が経った今でも頭の中につよく残っていて、
いつまでも粗熱のさめないゆで卵の気分です。

仲間の講評にも後半のお話にも、
背中を押され、お尻を叩かれ、励まされました。

MJに来て下さってアミイゴさん、ありがとうございました。
アミイゴさんを呼んで下さった峰岸先生もありがとうございます。
アミイゴさんと峰岸先生は見た目も世代も描く絵も違って見えるけれど
奥深いところで人情に厚く、少し照れたりする素朴なお茶目さと、絵を描く人に親身なところ、
そんな素敵なところが似てらっしゃる。

(上の絵はアミイゴさんですが似ていなくて申し訳ないです。ご本人はもっと素敵です。
似てないのを載せて先生には怒られそうだ……!)





6.04.2011




"tarai (noda horo)"


親しい友人夫婦の引っ越し祝いには、
白くて明るい部屋に似合いそうな観葉植物の鉢植えをあげようか、
愛おしくて素朴な感じのする黄色いミニバラの苗をあげようか、
あんな花瓶やこんな食器をあげようか、
または美味しいもの……と迷いに迷ったけれど、
最終的に決めたのは
「たらい」でした。

我が家の「たらい」は、
ドリフで頭に落ちてくるタイプの、
つまり一般的な銀色の金物のタイプのあれだけど、
ふたりに贈った「たらい」は、
ふたりにたいそう似合う雰囲気の真っ白の琺瑯の「たらい」で、
あげた私自身がとてもいいものをあげたと勝手に満足しています。

この野田琺瑯の「たらい」。
大きめのサイズ感に、ゆったりした形も、滑らかな琺瑯の真っ白さも、
両側に取っ手が付いている姿も良い。
シンプルでおおらかな大きな「たらい」いっぱいに広がる琺瑯の白を見て
白にもいろんな白があるけれど、
この白は黄みがかっても青みがかってもいなく
ムラもなく均一な真っ白なのに
味わい深くて温かく、それでいて媚びもしていない良い色だと感じました。

そんなところがふたりにぴったりなのです。
末永くふたりを見守ってもらいます。



5.17.2011




近所の街路樹に、山帽子の季節。

drawing on sketchbook...




5.16.2011



今宵は、こんなにぼんやりな月。


drawing on sketchbook...



5.07.2011




drawing on sketchbook...



5.05.2011




"Boots #01"


2年前、屋久島縦走に向けて購入した登山靴はすっかり足に馴染んでいる。
じっくり選んで気に入って買ったというよりなんだか忙しくて時間がないなか
出発間近に慌てて揃えたのもののひとつだったけれど、今はとっても気に入っている。

気がつくと、ゴアテックスの部分の防水性が落ちてきたようで、
こびりついた雪がテントの中で温まって溶け、じわじわ中までしみてきた。
浅い水の流れをジャブジャブ歩いても全く動じなかったのに。
(そもそも冬用じゃないのに雪山に履いていくのがいけない。)

こうなってくると、新しい靴が欲しくなってくる。
憧れは、ゴローの革靴!
でもまだまだこの子も履き潰そう。一緒にいろんなところに行こう。
あぁ、早く山にいきたい。








"Headlamp #01"

5.02.2011




"My sister, YOUGHI" for mother's day



4.28.2011

○works

グラフィックデザイナーの折井枝里子さんと
スタイリストHさんの為のスケジュールカードを制作しました。
トントン相撲になるシロクマと茶グマ。
大阪と東京の2都市にお客さまを抱えているHさんの
サロン在中予定を伝える、隔月更新のツールです。



4.27.2011




"Botany and Geometry"



3.24.2011




"J and E WERE MARRIED"

おめでとう。私の知る中で世界一可愛い夫婦に幸あれ。


"BREAD AND ROSES"

生きていくために必要不可欠な糧、
必需ではないけれど、心豊かに生きるために大事な芸術や美意識。
どちらか一つだけあればいいというものではなく、
人生には2つが互いに必要である、という言葉より。

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この言葉は、もともと100年前にアメリカでおきた
紡績工場の女性職員たちのストライキで唱われた言葉で、
女性の自由な働き方や生き方を主張したものだったそう。

今では、イギリス映画のタイトルや、
パリのブーランジュリー・サロンの店名にも使われている。

「この言葉が好きなんだよね」と教えてくれたのは友人。
私も心に留めておこうっと。

3.21.2011




"mountain goat"



3.19.2011



"plant collection #01"

3.17.2011


会いたい人に会えますように。
帰りたい場所に帰れますように。



2.24.2011



「北八ッ彷徨ー随想八ヶ岳」(1961)
著・山口耀久
"KITAYATSU HOUKOU" (Wondering In North YATSUGATAKE)
written by Akihisa Yamaguchi





上記エッセイの装画を仮定して制作したイラストレーション。
This work was made assuming that the book cover.