2.24.2013



ストーブ

この冬を境に、電気式のオイルヒーターから石油ストーブに変えました。
灯油が燃える微かな匂いは、福岡と長野の祖父母の家の冬を思い出して、気持ちが落ち着く。

ポリタンクからあの“シュポシュポ”を使って灯油を入れる作業も、
がばっと本体を空けてマッチで火をつける手間も、
少し面倒だけど愛着に繋がっている気がする。
丸い窓からゆらゆら揺れる青い炎を眺めるのも、
頭にのせたケトルの沸く音を聞くのも心地よい。

別の話ですが、
星野源さんの唄う“ストーブ”という歌は
はじめて聞いた時、出だしに惹かれて何気なく好きになった曲だけど、
2回目にちゃんと歌詞を聞いたときにお葬式の話だと気がついて、
いくつかの別れの時を思い出して涙が出ました。



2.20.2013



○ works
BESS フォレストクラブ便り 秋冬号2012-2013

ログハウスと木の家のBESSの森林保全活動を紹介するリーフレット
「BESSフォレストクラブ便り」のイラストを描きました。


CREDIT
D : 折井枝里子  CL : 株式会社アールシーコア





2.10.2013

THE CAT THAT LIVED A MILLION TIMES

先月、久しぶりに舞台を観ました。
『100万回生きたねこ』

こどもの頃に何度も読んだ佐野洋子さんの絵本
イスラエルから来た
Inbal PintoとAvshalom Pollakによる演出で
あたらしく懐かしく蘇る、幸せな一夜でした。

1幕の舞台が現れたときから2人のセンスに惹かれてドキドキ。
阿部海太郎さんたちの音楽や
トウヤマタケオさん率いるバンドの演奏も
美術やお芝居と解け合ってひとつの世界に。
この絵本のシンプルな物語を
こんな素敵な人たちの表現で観られることが
奇跡みたいに感じました。