「小説新潮」5月号 「あの頃のにおい」はらだみずき・著
4月22日新潮社から発売の
「小説新潮」5月号で
はらだみずきさんの短編小説「あの頃のにおい」の挿絵を担当しました。
特集【青の時代――大人のための青春小説】。
青春と聞くときらきらした輝かしい日々をイメージしがちだけれど、
思春期の頃の心の中は自分では収拾がつかないような複雑なもので、
必ずしもみんながきらきらした思い出を持っているわけではない。
でも時が経って振り返ると、
トゲトゲした記憶もその時ならではのもので
だんだんと少しずつ愛おしく思えるようになるのかもしれない。
と、思ったりしたのでした。
私は小説のゲラを読みながら絵を思い浮かべる時間がとても好きです。